【「“生命の本質”から根本治療を考える」シリーズ第二弾:生命を支えるミトコンドリア Part4 ミトコンドリア=細胞の司令塔 ~エネルギー代謝が遺伝子を制御する~】
ミトコンドリアの役割は「エネルギー産生」だけではないことがわかってきました。細胞内のエネルギー状態を感知し、その情報を細胞全体へ伝え制御する司令塔や制御装置としての役割が、近年注目されています。
令和元年からの院長交代に伴い、今まで通院していただいていた患者さんや、これから通院していただく患者さんに、現院長の考えや当院での治療方針をもっと知ってもらいたいということで、院長自身がテーマを決めて記事にしています。特に漢方医学にまつわるミニ知識や、「衣・食・住」にまつわるライフスタイルの改善に役立つ知識などをこのブログでは公開していきます。
ミトコンドリアの役割は「エネルギー産生」だけではないことがわかってきました。細胞内のエネルギー状態を感知し、その情報を細胞全体へ伝え制御する司令塔や制御装置としての役割が、近年注目されています。
生命を解する鍵として改めて注目されるようになったのが、エネルギー代謝です。生命とは本質的に、外部からエネルギーを取り込み、そのエネルギーを利用して絶えず化学反応を維持することで秩序を保っている動的なシステムです。この視点を理論的に整理した研究として、ニコルソンとゴーンは、生命を理解する枠組みとして遺伝子よりも代謝ネットワークを基盤とする “metabolism-first biology(代謝ファーストの生命観)” を提唱しました[96]。これはつまり、「生命とは静的な遺伝情報によって一方向的に決まるものではなく、複雑な代謝ネットワークによって維持される動的なオープンシステムとして理解すべきである」という考え方です。これは先述してきたシュレーディンガーやプリゴジンら著名な物理学者が出した結論とも一致するものです。
「エピジェネティクス」の分野における研究からも、現在では生命現象を単純に遺伝子の問題だけで説明することはできず、遺伝子が生命の本質ではないと考えられるようになってきました。
要約 イベルメクチンとホルモン療法検討 イベルメクチンの使用について、コロナ禍中に過度な使用が行われたことや、ワクチン反...
今日は、「遺伝子は何も決定しない(Gene decides nothing)」ということを皆さんにお伝えしたいと思います。そもそも皆さんは“...
ブログの内容についてご質問やご相談があれば、お気軽に当院までお問い合わせください。